隠れキリシタンの聖地「春日集落」と春日集落拠点施設「かたりな」に行ってきたっぺ(*^-^*)
【春日集落とは】
- 隠れキリシタンの伝統文化をもつ地域、現在も18世帯70人が暮らしている
- この場所は地理的に外界から隔離されており潜伏キリシタンが密かに暮らすには最適だった
- 平成22年には国の重要文化的景観に選定される
- 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ
- 海から山間部まで連なる美しい棚田がとても有名。平戸藩が田圃整備を奨励したことで棚田が形成された
- 2017年には棚田米をバチカンのローマ法王へと献上した
【春日集落の歴史】
- 春日集落の地域は元は松浦氏の家臣であった籠手田安昌・籠手田安経の所領
- 1561年(永禄4年)にルイス・デ・アルメイダが春日集落を訪れ教会堂を建立
- 1565年(永禄8年)寺社との確執があり神父が追放される
- 1599年(慶長4年)籠手田一族の追放によって教会堂も失われた
- 1637年(寛永14年)に島原の乱が発生すると弾圧が始まり、集落内の丸尾山や背後に聳える安満岳を遥拝の対象とする自然崇拝の要素も採り入れはじめた
- 1873年(明治6年)に禁教令が解かれた後も春日集落ではカトリックに復帰せず、独自の信仰を続けているため教会堂が設立されていない。ただし近年では組織的な信仰は消滅しているもよう
【春日集落拠点施設「かたりな」】
- 古民家を改装して作られた春日集落拠点施設「かたりな」が平成30年にオープン
- 「かたりな」の意味は「語りを通じた交流」という施設のコンセプトと「活動に加わる」という方言の意味合い。春日住民の方々が、語り部として毎日常駐
- 「電動アシスト自転車」の貸出しも開始 (4時間500円/台)
春日集落に到着した時間はもう日が暮れかかっていた。駐車場が分からんかったからもう第2駐車場に停めたよ
館内はこんな感じ、もう閉館30分前だったのもあって観光客はだれもおらんかった。飲食もできていろんなお土産も売られておったよ
こんな畳敷きのくつろげる空間もあった。もっと早く来ればよかったな
春日集落の美しい棚田や隠れキリシタンの歴史などのビデオが上演されていた
隠れキリシタンに関する遺物が展示されておったよ
春日旅の思い出ノート
ドラw
帰りに春日漁港に寄って帰ってきた
ここら辺は日が暮れると遭難のおそれがあるから、棚田まで行くのはやめておいた。
また是非期待と思わせる最高の場所だった。