社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

今も当時のキリシタンの精神を受けつぐ「カトリック山野教会」へ行ってきたっぺ(*^-^*)

平戸島の山中にある「カトリック山野教会」へ行ってきた。まずはこの教会へのアクセスについての感想

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【山野教会へのアクセス】

乗ってる車のカーナビが古いせいもあってか山野教会のアクセス道路が表示されなかったので何度も遠回りしてしまった。Google Mapを駆使してなんとか行くことができた。

県道19号沿いから細い山道へ分岐するところの山野入り口という小さな標識版を見つけられるかがポイント

 

きれいに舗装はされているがこんな細い道路をひたすら登っていくんだよ。交通機関をつかってこの教会に行くのはムリでしょ

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【山野集落の先祖】

 禁教下のもとなんとかキリスト教信仰を続けたい信徒たち、安住の地を見つけてひっそりと生きていける人たちはよかったもののここに住んでる人たちはいわゆる流浪の旅をつづけた方々なのだ

 

もともとは外海に住んでいた住人がいったんは五島に逃れたものの、そこでも安住の住居を見つけることなく平戸に渡った。この人たちがこんな山の中に住み着いたのが始まりなのだ

 

まさにこの山野地区は「世捨て人」のイメージのままこんな人気のないところに集落を作ったのである

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しかもこの山野地区に住んでいる住民は全員が

カトリック信者(*^-^*)

 

 

 

 【山野教会の歴史】

この教会の建立計画は当時平戸に居留していたボア神父によるものだそうだよ。そしてラゲ神父の時代になってようやく建設のめどが立ちここ山野地区の信徒とともに1887年(明治20)に教会建設が開始された。

1924年(大正13)に現聖堂が完成

なおこの教会を建設したのは黒崎教会で有名な川原忠蔵の長男清次であったと言われている

 

 

 

長崎市内にある大浦天主堂のように大きくて豪華な教会よりこんな小さい教会のほうが俺は好きなんだよ

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1979(昭和54)年に前面が増築され、屋根の上に八角の尖塔が付け加えられた

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2000(平成12)年にも改築され外壁を張り替えて現在に至る

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マリア像と木造の司祭館なのだろうか?訪問した日はだれもいなかった

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こんな教会にも礼拝マナーに関する注意書きが書かれていた。教区以外の訪問者多いんかな?

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鍵が開いていたので中に入ることができた。ただし礼拝マナーの注意書きを守り堂内の写真は撮っていません

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最高のお御堂でした(*^-^*)

ちなみにこの教会の改築は黒崎教会建設もてがけた川原清次によるもの

 

そしてここが集会所と書かれていたので信徒会館のことか?めちゃくちゃ小さい。裏はトイレになっていた

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住所 〒859-5142 長崎県平戸市主師町山野

 

内覧時間 9:00~17:00

(※但し、①ミサ、冠婚葬祭時など除く)