キリシタン伝説が残る「三依子育て地蔵」に行ってきた
栃木県日光市の山間にひっそりとたたずむ集落がある。人口が約300人ほどの小さな集落そこは三依(みい)と呼ばれている地区で自然豊かな場所なのである。ここが昔の隠れキリシタンの里であったことはあまり知られていない
国道121号線、日光から南会津へ至る道すがらにその隠れキリシタンを祀ったと思われている地蔵が立っている
目じるしはこのみやげ物屋なんだよ。この店の道をはさんで向かい側に例の地蔵が祀られている
いちおう三依子育て地蔵と書かれているがここを目的に訪れる人などほとんどいない
この階段をのぼっていく、階段はコケが生い茂っていてとても滑りやすい
これが地蔵たちだ。これらの地蔵にはそれぞれどこかに十字架が彫られている
うっすらと残っている程度なのでわかりづらいが頭の上に十字の溝が彫られているのがお分かりになるだろうか?
上記のようにやっとわかる程度のものもあったがほとんどは石が風化していて原形をとどめていないものが多かった
隠れキリシタンというとあまりに長崎が有名すぎるんだけど関東や東北、特にこういった人里離れたようなところにも当時の伝説が残っている