社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

(旧)立誠小学校に行ってきたのだが非常に残念な結果だった(´;ω;`)ウゥゥ

京都市内、ちょうど三条通四条通の中間くらいの木屋町通沿に立誠小学校という古い小学校がある。厳密にいえばあったということになる

 

この小学校は1869年に開校、1928年に現在の場所に移転し1993年3月までは普通に小学校として運営されていた施設だった。それが今でも残っているということで行ってみたのであるが....

 

 

見るも無残な姿に変わり果ててしまっていた(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

立誠小学校であったことの唯一の名残がこの表札だったんだよ

 

 

この立誠小学校はロマネスク様式を取り入れたすばらしい校舎ということで一躍、京都の有名な観光名所になっていた。戦災もくぐりぬけほぼ完全な状態で保管されていたそうなんだよ

 

 

しかしながら....

 

 

なにをトチ狂ったのか

ホテルとして再開発( ゚Д゚)

 

不動産デベロッパーの株式会社ヒューリックの資本参入があったらしいんだけど保存会のメンバー全員金で買収されてしまったのか...

 

 

2020年7月に「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」として生まれ変わってしまいました

 

 

内部はこんな感じ、カフェや演劇空間、映画上映スペース、音楽イベントなどの複合施設となってしまっている

 

 

校舎はこのようなホテルになってしまっている

 

 

もはや複合商業施設となってしまっておりそそくさと退散

京都市文化財保護条例って機能してるん? 京都だけは他と違うと思ってたんだけど...

戸板を叩いてする奇妙なお参り 恵美須神社 (ゑびす神社)へ行ってきたっぺ(^▽^)/

京都のゑびす神社は西宮神社、大阪今宮神社と並ぶ 日本三大ゑびすの一つ、特にここのお参り方法は珍しいとのことでやってきたのだ

 

 

この神社は1202年に、栄西禅師が建仁寺建立の鎮守として最初に建てた神社

京都の人からは「えべっさん」と呼ばれて昔から親しまれている。特に「十日ゑびす」 はとても有名で多くの参詣客が訪れる

 

 

まずは境内の鳥居ですが普通の鳥居と少し趣が異なることがお分かりになるでしょうか

 

 

恵比寿さんのところをドアップにするとこんな感じ、下のところに籠のようなものがとりつけられている。よく見ると熊手を改造して網がかけられてるのだw

 

 

そして参拝者は賽銭を投げてこの籠の中に入れようとするんだよ、うまく入ったら願い事がかなうと言われている

 

 

七福神の1人として有名なゑびす様は商売繁盛の神として知られているがもともとは
栄西禅師が中国からの旅の安全を守ってくれた恵比寿神を祀ったのが始まりと言われ交通安全の守り神だったらしい

ちなみに「商売はんじょ(繁盛)で笹持って来い!」という掛け声の笹は、この恵美須神社が発祥なんだよ

 

 

そしてここがゑびす神社の本殿なんだけどこの左側に行ってみると

 

 

このような大きい板がはめ込まれている大きい賽銭箱があるのだ

 

 

お賽銭を入れる前にこの板をトントンと叩くのだ

(優しくトントンと叩いてください ゑびす様のお肩をたたくお詣りです、ノックをされるように優しくお願いいたします)

 

 

いちおうトントンと叩いてみたよ

恵比寿さまは耳が遠いので本殿を参拝した後にここにやってきて板を軽く叩いて再度お願いすると御利益があるとのこと

 

 

商売繁盛の神様。特に毎年1月8日から1月12日の「十日ゑびす大祭」の5日間は出店なども出ていてとても賑やかになるそうです

 

 

一度行かれてみてはいかがでしょうか

 

両側のビルに鳥居が突き刺さっているw 錦天満宮の鳥居を調査してきたっぺ(^^;

ブログのタイトルでだいたいご想像はつくと思いますが、いきなりビルに食い込んだ鳥居の写真を公開

 

 

ド~ンとキタ――(゚∀゚)――!!

鳥居の両端に注目してくださいね

 

 

ここは京都市内の繁華街、錦市場のある錦小路通新京極通が交差したところにある。

天満神社の手前にあるので実は見つけるのは超簡単だよ

 

 

右側のビルにドカーーーーン!!

 

 

 

そして左側のビルにドカーーーーン!!

 

 

昔はこの鳥居から錦天満宮の境内だったものの1872年に新京極通りができたのをきっかけに寺社の敷地内に無理やり建物が侵略してきたのが始まり。

しかも通りの幅を鳥居の柱幅を基準に作ってしまったのが原因らしいよw

鳥居自体を撤去するか鳥居を削るかいろんな案が出されたらしいがけっきょく今のような姿になってしまった

 

 

その後、何度も建物は建て替えられたのだが、その都度、鳥居を食い込ませてきたという。 こんな所にも京都の人の文化財に対する思いの一端が見え隠れしているようである。

 

興味があったので左側のビルに入ってみることにしよう

2階は占い関連のお店になっていた。京都の人たちの中では知る人ぞ知るスポットだったがここもテレビ朝日の「珍衝撃映像バラエティナニコレ珍百景」で紹介されて知名度が全国区となった

 

 

店の内部に食い込んだ鳥居発見w

 

 

 

お金置かれてて草

 

 

このビルは過去何度も建て替えられているものの鳥居に対する京都人のリスペクトは相当なもので壁との接合部の防水加工はされているものの全部こんな形式になってるようだよw

 

 

 

 

 

土下座してるわけじゃねえっすからw「高山彦九郎像」へ行ってきたっぺ(^o^)

嵐山から三条大橋を渡ってやってまいりました「高山彦九郎像」京阪三条駅のとなりにあるんだよ

東京の人の待ち合わせの場所として定番なのは渋谷のハチ公前とか新宿のアルタ前とか(古!)だけど、京都の人の間ではこの銅像の前は有名な待ち合わせ場所になっているのだ

 

 

 

 

 

ちなみに地元の人たちからはこの銅像高山彦九郎像」というよりも「土下座像」という言い方のほうが有名だそうですが...

 

 

別に土下座してるわけじゃねぇっすから(^^;

 

 

高山彦九郎という人は江戸時代後期の尊皇思想家で林子平蒲生君平と共に寛政の三大奇人の一人と言われている。一見土下座しているように見えるが実は御所を望拝しているのだ

 

 

なお高山彦九郎は幕府からの迫害を受けながらも最後豊後久留米で自刃し生涯を閉じている。現在は久留米市真言宗遍照院に墓がある

 

 

そんなに金持ちになりたいか? 参拝者が絶えない「御金神社」へ行ってきたっぺ(^o^)

京都で屈指の金運にまつわる神社「御金神社」にやってきた。もはや日もくれてしかも雨天となってしまい残念な訪問だったよ

 

 

 

この神社はビル街の中にあるんだけど近隣のビルに置いてあった立て看板も金色ですw

 

 

 

この神社はもともとは金光教から発生した比較的歴史の浅い神社

 

 

ここのお守り目当てで時によっては何時間も行列ができるらしいんだよ、行った日はもう売り切れていて神社のかたもおられなかった。

ちなみに御朱印が欲しい人はインターホンを押すと 神主さんが出てこられて書き置きの御朱印がもらえるそうだよ

 

 

金色の鳥居の支柱、ライトアップの光源に反射していてとてもきれいである。この神社も元は普通の神社で金属の神様が祀られていたそうなんだよ

 

 

 

ここも昔は地元の人たちに愛されるどこにもある普通の神社であったのが例のごとく..

某バラエティ番組が金運のパワースポットとして紹介され...

全国から金の亡者たちが押し寄せ、ごらんのとおり無残な姿になってしまったという残念な場所となってしまったのである。

TV番組の演出と脚色によってこのように元あった姿とまったく様相を変えてしまった場所が他にも日本各地に数多くあるのが残念だよ

 

 

 

目が¥(円マーク)になってしまった亡者どもの夢の跡だよ

こんなもんで全員金持ちになれるなら日本から貧乏人はいなくなるのにな

 

 

一生お金に困らないようになりたい

ちなみに絵馬はみんなイチョウの形をしているがこれは境内にあるイチョウの木をかたどったものである



 

子供までこんなこと書いてて非常に痛々しい

君がもらう小遣いなんて社会人になったら1時間で稼げるようになるんだよ



 

裏までぎっしり( ゚Д゚)

 

 

 

でも中には合格祈願w

 

 

 

雨が降っていてもうあたりは真っ暗なのに絶えずここに参拝に来る人が途絶えないんだよ




 

 

金運上げたい人はどうぞいらっしゃってください

 

ついに見つけた!「だし道楽の自販機」(^^;

京都市内を散策中に見つけてしまったよ!

「だし道楽の自販機」

全国各地に設置されているのは知っていたが改めて実物を発見するとけっこうな感動ものだったよw

 

 

このだし道楽とは広島県江田島というところにある「二反田醤油店」から生まれた。そこから全国的に広がっていき現在では全国に160店舗(自動販売機)が設置されている

 

 

「飲料ではありません、これは出汁です」の英語表記が印象的だった

 

 

 

もとはというと2007年に運営店のうどん屋が閉店後も24時間買ってもらいたいとのことから自販機を設置したのがはじまり、今では全国にいたる

 

全国規模で展開と言っても全部で200台にも満たないのにサプライチェーンをどうやって構築してるのだろうか?元はとれるのか疑問

 

 

商品は大きく分けて2種類、こちらの黄色いパッケージがが通常の「焼きあご+こんぶ出し」で..

 

 

お値段は550円となっている

 

 

そしてこちらの赤いパッケージがプレミアムと呼ばれている「焼きあご+こんぶ出し+宗田節」

 

 

お値段は200円上がって750円となっている

 

 

だし道楽の用途は料理にかかわらずほぼ無限大ともいえる。ただしいろいろネットで調べてみるとこのの出汁がもっとも合うレシピは自販機にも書いてある通り「たまごかけご飯」らしい

 

 

リピーターも増殖中のようで見つけたらいちど購入されてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

京都に電気の神さまが祀られているという「法輪寺・電電宮」へ行ってきたっぺ(^o^)

約10年ぶりですが京都の嵐山に行ってまいりました。昔は嵐山観光でレンタル自転車を乗り回していたのが懐かしいです

 

 

今回は渡月橋を渡ってすぐのところ、阪急荒山駅のすぐそばにある「法輪寺電電宮」へやってきた。

 

 

すばらしい緑である。この長い石段を登っていくのだ

 

 

そして石段を登りきらないうちにさっそく「電電塔」とご対面することになる。

ここは知らない人は誰もいない電球の発明家エジソンヘルムホルツの技術者の碑がある

 

 

こっちがエジソン

 

 

こっちがヘルツである

 

 

そもそもなんでここが電気の神を祀るようになったかというと

  1. 元々ここはこの地で雷の神を祀る「明星社」と言われていた
  2. 1864年禁門の変で全焼してしまいずっと仮宮となっていた
  3. 1956年に当時の近畿電波管理局長だった平林金之助氏によって電電宮を修理、更に電電塔を再建された        
  4. 1979年に「法輪寺電電宮護持会」が結成され、電気とともにここで電波も加えられ維持・保護されて現在に至る

現在ではさらにここにIT全般も加えられパワースポットとして多くの参拝者が訪れている

 

 

すごい数の電気通信業者護持会w

 

 

そしてここが電電宮だ。

毎年5月23日は電電宮大祭があり全国の電気通信業者がお参りにくる

 

 

 

法輪寺元明天皇により713年に開山、やはり渡月橋周辺の大混雑と違いここを訪れる人はまばらだったよ

 

 

1974年の大阪万博のときに社殿が再興されている

 

 

 

電電宮」のお守りの特徴的なものの一つに

 

 

 

マイクロSDカードがある(^^;

もちろんスマホやPCに差して使うこともできるので実用性もかねた一石二鳥のお守りなのであるw 容量は8GBで内部には法輪寺の本尊である虚空蔵菩薩jpeg画像データがあらかじめ入っている

 

 

「十三まいり」とは関東だとあまりなじみがないけど京都では子供たちにとって重要な行事があるんだよ。干支が一巡する13歳になったらここ法輪寺にお参りをする。

この日から子供たちは大人と同じ仕立てのきものを着ることが許される

 

 

 

そして法輪寺の注目スポットとして境内には嵐山を一望できる舞台が設置されているのだ

 

 

 

嵐山一望キタ――(゚∀゚)――!!

ちなみに毎年8月16日の「五山の送り火」のときはここは無料で開放されるのだ

 

 

ということで「法輪寺電電宮」の訪問となりました。電気通信業に従事されてるかたは一度訪問されてはいかがでしょうか