社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

日野オートプラザに行ってきたっぺ(*'▽') パリダカのマシンのすごさに思わずワロタ( ´艸`)

前回の神奈川県藤沢市にあるいすゞプラザに引き続いて、今回は東京都八王子にある「日野オートプラザ」へやってまいりました

 

neet-tabi.hatenablog.com

 

「トントントントン日野の2トン」のコマーシャルで有名な日野自動車の広報活動の一環として会社の歴史や車両および技術紹介、社会にどのような貢献をしてきたかを幅広く知ってもらうために1996年にオープンした施設

 

トヨタや日産、ホンダといった自家用車を製造してる会社と違いコマーシャルビークル(バス、トラックなど)を主に製造している会社ってあまりなじみがないので非常に楽しみにしていました。

 

バス、トラックの国内主要メーカーはいすゞ、日野、日産ディーゼル三菱ふそうの4社でほぼ100パーセントのシェアを占めるんよね。ちなみに会社別の売り上げランキングおよびシェアですが

 

国内販売台数

  1. 日野自動車 : 36,478
  2. いすゞ : 29,082
  3. 三菱ふそう : 15,725
  4. UDトラックス : 9,765

出典:一般社団法人本自動車販売協会連合会(2018年度)

 

いすゞがシェアナンバーワンだと思ってました(/ω\)

 

上のデータを見るといすゞと日野で国内シェアの60パーセントを超えるんよね

 

前書きが長くなりましたが日野オートプラザへやってまいりました。場所は東京都八王子市の閑静な住宅街にありますが、駐車場の入り口にいきなり

 

トヨタのハイラックスが置いてありましたw
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あとから調べてみてわかったのですが日野ってトヨタランクルや各種ピックアップトラックなんかも作ってるらしい

 

建物のまえには日野製のトラックやバスが展示されております
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 ボンネット式の消防車、この車両はなんと1997年まで沖縄で使われていたそうだよ
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 ボンネットトラックや、最近だと全然見なくなったけどボンネットトラックはやはりかっこええ
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 やっぱエンジンや補器類の小型化でそれらを床下なんかに収められるようになって客室や荷室を広くとれるようになったためにボンネットである必要がなくなったんよね

 

 

 そして日野といって忘れてならないのがパリ・ダカや、展示されているものは1996年に参戦した車両。この年日野はこのマシンでクラス優勝を飾ったのだ
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 では建物の中に入ってみるべ、ここはいすゞプラザのような受付カウンターなど存在せず、エレベーターに乗ってそのまま入ることができるのだ。もちろん無料
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 入るとすぐにT型フォードのような車両が展示されているけどこれは日野が過去に作ったトラックの「レプリカ」
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館内はこんな感じなのだがめちゃ過疎っておったわ。オレ以外に親子連れの家族が1組しかおらんかったんで館内は静まり帰りちょっと怖い雰囲気 
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 日野の歴史と車両のミニチュアが展示されておったよ。やはりいすゞプラザに比べると小さくてショボい
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 ここは日野の車両の実物の展示ルーム
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 そしてこの空間のド真ん中に鎮座してるのがボンネットバスBH15型という1966年製のバスや
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 右斜め15°の位置からのショット

 

めちゃかっこぇぇぇ
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 あまりに魅力的なフォルムゆえこの位置に15分以上もおって見とれてしまったわ。やはりボンネットバスは復刻すべきであると心から願いたい

 

ボンネットバスの運転席、きれいに色塗り直す必要ないんじゃないかと思う
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 そしてここが客席や、残念ながらこういったロングシートのバスはオレが幼稚園にあがる前くらいにあったような遠い記憶しかないんだよね。

 ちなみにおっちゃんがひとりずっと座っておって、おそらく昔を思い出しながら懐かしんでいたんだと思うよ
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 ほんとうにどのアングルから見ても素晴らしいよ。今のバスは燃費や効率、バリアフリー化なんかでデザインは先進的だけど無機質で味気ないものになってしまってるんだよね 
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 日野は昔は東京瓦斯電気工と言われていて戦時中に航空機のエンジンも作っていたのだ。星形と言われるエンジンが展示されていて大学の学生グループが熱心にエンジンを見ておったよ
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 そしてこれがeZ・CARGOといわれている電気商用車のコンセプトモデル。2011年にはこのようなアイデアがすでに作り上げられていたんだよ
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 トラッやバスのエンジンの数々、さきほどのボンネットバス(BH15)のエンジンも展示されておった
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上の階には日野のパリダカ参戦のプロモーションビデオが放映されていた。パリダカールラリーって現在は南米で開催されているらしいんだけど俺が子供のころから正月にやっている世界でもっとも過酷なラリーで有名で当時から日野はこのラリーに参戦していたんよね

 

当時の花形車両はもちろん三菱自動車パジェロで砂漠を軽く時速200キロで疾走していく姿はパリダカの最大の魅力だったんだよ

 

反面、日野のレンジャーは軽車両やバイクの後ろをノロノロ走ってくるというイメージだったんだけどこの上映ビデオで概念覆りましたw

 

日野の作ってるラリー用のマシンは

 

トラックという概念はもはやないんです

 

ベースは日野レンジャーですが10リットル未満のクラスで優勝するためにもはや原型をとどめないくらいまでにフルチューンされた

 

戦闘機

 

ビデオ3周も見てしまいましたw

「やっちゃえ〇〇」ってキャッチフレーズ出してる自動車会社あるけど

「やりすぎだよ日野」ww