ベトナム戦争証跡博物館は涙なしで語れない貴重な写真や遺品でいっぱいだったぺ(T∀T)
初のベトナム旅行の初日の朝は8時に起きたんだけど風呂に入り直したりネットをだらだらやっていたらホテルを出たのが昼前の11時近くになっていた。今日からホーチミンの散策を開始するが最初の一発目の観光地は「ベトナム戦争証跡博物館」に行くことに決めた。
ホテルからベトナム戦争博物館までの距離は5 km ぐらいあるんだけれども、とりあえずと徒歩で行くことに決めたよ。
本当はタクシーやバスで行こうかなと思ったんだけどもベトナムの街の風景を楽しみたいということとダイエットを兼ねて歩いて行くことにした。
ホテルの外はをこんな感じだよ。
とにかく所狭しという所にバイクが走っていてとても安心して歩けるような状況ではない
タイで言うとサムローにあたる サンリ3輪車が 我が物顔で走っていた
路上にこんな車を止めて修理中
とにかくここには信号機があるんだけどあってないようなもんだよ。道路渡るのも命がけで横断歩道渡るのに20分近くかかってしまった
ここでバザールをやっていた
足が疲れたのでコーヒーショップで入って休んで行くことにする。ベトナムでは街のいたるところにコーヒーショップがあってどこでもコーヒーが飲める
初めてのベトナムをコーヒー飲んだ感想は
「めちゃくちゃ濃ゆい」
この時はまさか自分がベトナムコーヒーにハマるとは思っていなかった
コーヒーショップで休みながら持ってきたベトナムのガイドブックをしみじみと眺める
ベトナム旅行を急遽決めたのでどんな観光地があるのかをじっくり調べる時間がなかったのだ
町中に停めてあった軍隊のジープ 。
ベトナム戦争映画でよく見てみる車両なんだけど実物を初めて見て改めて感動
やっぱりベトナム国旗はかっこいいね
とにかくベトナムの街にはたくさんのコーヒーショップがあるよ。やはりフランスの文化の影響を受けているんだろうか
アジアと言いながらとってもヨーロッパ的な雰囲気があって非常に微妙な感覚なった
昨今の日本食ブームもあってか日本料理店もいたるところに見られる。でもやっぱり 高いね
ここの寿司なんか5000円以上だよ。地元の物価からすると現地の人が行くのはほぼ 不可能ではなかろうか
街を歩いてると数多くのタクシーが走っているのを見る。ベトナムで信用できるのはこの緑のタクシー
マイリンタクシーと
この白色のビナサンタクシー
この2社以外のタクシーはほとんどぼったくりだと思ってもいいらしいよ
結局2時間歩き続けてやっと到着しましたベトナム戦争証跡博物館
ホーチミン屈指の観光地ともあってものすごい観光客が降りました。 ここで入場チケットを購入
入場料は4万ドルだったよ。
ベトナムの観光地の入場料としては結構高い
博物館の中庭でカフェがあるのよ。大勢の観光客で賑わっておったよ
博物館の入り口にはいろんな爆弾が展示されておった。桁外れの大きさや。こんなもんか頭上で破裂するんやから人間の体なんてひとたまりもないわ
博物館の外ではベトナム戦争で使われていた兵器類が沢山展示されておったよ
おそらくミリオタの人にとってはたまらないくらい貴重な展示物だと思うよ
F5-E タイガー II ってやつや。ベトナム戦争では F 4ファントムと並んで活躍したアメリカの軽戦闘機
エリア88の漫画でも出てきたよね
これがチヌークっていうやつですか
日本の自衛隊でも使われてるやつだと思うんだけどめっちゃでかいやん
これが UH -1ヘリコプター
世界中の軍隊で使われているベストセラー機
UH -1に搭載されているミニガン
ランボーの映画でもよく出てきますね
A-1スカイレイダーという攻撃や
プロペラ機で手前の人を見てわかるけどめっちゃでかい飛行機やで
入り口のお土産屋にいろんなものが売ってあったけどやっぱり書物が多いね
ここの博物館は内部もめちゃ広いおそらく気合い気合い入れて回ろうと思ったら確実に半日は必要だ
この博物館は墜落した飛行機の残骸や当時のベトナム戦争時に撮られた写真がいっぱい刑事されてるんだけど 訪問した人は皆真剣に見ておったよ
アメリカ軍にとっていちばんの汚点は枯葉剤の散布だよ。まさかこれほどまでに ベトナムの人を後世にわたって苦しめるものだとは当時は思っていなかったんだろうけど
ガスマスクも展示されていた。ベトナムはアメリカと当時のソ連との代理戦争の 場所になってしまって同じ民族が別れて 殺し合いになるとは当時のベトナムの人はどう思っていたのかな
《ここからグロ写真注意》
ここからの写真は直視できないものばかりだった。飯を食べた後に来ていたら 多分吐いていたかもしれん
枯葉剤の影響で生まれてきてしまった 奇形児。子供達には何の罪もないんだよ
北ベトナムは圧倒的物量を誇るアメリカ軍に対しゲリラ作戦を開始する。人間に爆弾を仕込ませて突撃する悲惨な戦法も余儀なくされる
当時のアメリカ軍を恐怖に陥れたのは いったい誰が敵なのかということ。民間人に紛れ混んでいる北ベトナム軍ゲリラがアメリカ軍を疑心暗鬼にさせたんだよ
だから怪しいものは全て抹殺または焼き払う必要となり片っ端から村を焼き払ったんだよね
自爆攻撃で粉々になった北ベトナム軍兵士の肉片を持っているアメリカ軍兵士 よく祖国に帰還したアメリカ兵が精神しくなってるてる話とかよく聞くけどこの写真を見るとよくわかるよ
撃墜されたアメリカ軍のB-52爆撃機の 破片。北ベトナム軍は旧ソ連からの援助を受けてアメリカ軍に対抗した
ベトナム戦争中はたくさんの武器が発明・導入された。簡単に人を殺す武器だけではなく肉体を付随にさせるだけの兵器、敵に恐怖心を植え付ける武器も開発されたのだ
ここの博物館はベトナム戦争が起こった経緯、各国の思惑や当時の置かれた政治的状況、戦争終結へ向けてどのような外交努力がされたのか詳細な資料が展示されている
これはベトナム戦争で撮られた写真の中で最も有名なものだよね。確かこの写真を撮ったカメラマンは賞をとらなかったっけ
ベトナム戦争中に亡くなった戦場カメラマンたちの 顔写真が飾られていた
初めて知ったんだけどベトナム戦争に行った戦場カメラマンの中で何名か日本人カメラマンも戦死しているんだね
銃弾によって撃ち抜かれたカメラ
戦争の凄まじさが伺える
ベトナム戦争を題材にしたハリウッド映画がたくさん作られているけど、やはり 戦争を美化したものばかりだよ
やはり戦争に正義も勝者もないと実感した。 ベトナムに今の平和がいつまでも 続いてくれることを祈りたい