金冠は見もの!国立慶州博物館に行ってきたっぺ
国立慶州博物館に行ってきましたよ。韓国でもっとも大きい博物館でその規模はソウルの国立博物館に次ぐ大きさや。もう慶州市内のバスの路線は全部頭の中に入っているので簡単に行くことができた
ここが入口、入場料はとられなかった
この博物館は慶州の遺跡で発掘された遺物が展示されているところなんよ。特に金冠なんかは特に有名でその数は10万点を超えるらしい。これだけの貴重な数多くの展示物があるにもかかわらず館内は「写真撮影可能」なんよ。もちろんフラッシュはダメよ
とにかくこの博物館は広い。まじで全部じっくり回ろうとすると半日じゃ足りんだろうな。
この博物館は以下の4つのエリアに分かれている
「新羅歴史館」
「新羅美術館」
「月池館」
「野外展示場」
この博物館は実は日帝が運営していたという歴史を持つ博物館なのだ。日本の敗戦が決まった1945年に朝鮮総督府から韓国が業務を受け継いだんよ
入場者も多い。外国人観光客も多いけどそれ以上に韓国人や。日本の博物館とかメジャーなところでもこれほど混雑はしていない。やっぱ韓国人の歴史に関する興味と誇りから来るんかね
さっそく金冠コーナーにやってまいりました
金冠塚から発掘された金冠飾や。当時の新羅の王さまがつけていたものだよ
この金製王冠は1973年に「天馬塚」で見つかったものがここに飾られている。
ここではCGで金冠を身にまとった王の姿などが映しだされておったよ
本当にここの博物館はすばらしいよ。日本国内の博物館も数多く行ったけれどまったく及ばないんじゃないかな。とにかく韓国は歴史的遺物や建物に関する調査や維持、金のかけ方なんかで気合の入り方が違うんだよ
ちょっと古いデータなんだけど日本の文化庁の年間予算って約900億円らしい。韓国は約2700億円以上だ。経済規模を考えると日本は韓国の足元に及ばない
これもハンパなかったで。盗まれんよう気をつけてな
こんな幼い子も興味深々でカメラで撮ってたわ。博物館でゲームやってる日本の小学生とは全然違うね
とにかく家族ずれもしくは学校の団体客が多い。みんなピクニック気分じゃなくて本当に「学び」に来ているんだよ。お母さんが子供に熱心に説明してる姿はここでは珍しくないんだよ
韓国人の歴史に対する執着心というか真剣度ってハンパじゃない。そして自分の国の歴史に対する誇りが感じられるんだよね(それが捏造された歴史かどうかは別にして)
そしてここは新羅の王都を再現した韓国の博物館ではおなじみの巨大ジオラマじゃ
そしてここがキッズコーナーじゃ規模の大小はあれど韓国の博物館では必ずと言っていいほど併設されているコーナーなんだよね
半分遊びかもしれないけれど子供たち真剣やったで
そしてこれが国立慶州博物館でもっとも有名な「エミレー鐘」だ。この鐘を鋳造したときに音が出ず幼い女の子を人柱として作り直したとのこと。出来上がったその鐘の音はまるで「エミレー、エミレー(お母さんの古語)」と叫ぶ子供のようだということに由来する
現在韓国に残るもっとも大きな鐘で高さ3.75メートル、口直径2.27メートル、厚さ11~25 重量18.9トン
吊るされてるんじゃなくて置かれているんやね
でもなんか鐘の音がしてるんよね
って音声流してるんやんかw
慶州に来たら是非ともお勧めしたい場所でございますよ!