平戸の山村にひっそりとたたずむ「カトリック中野教会」に行ってきた
平戸は沿岸部から内陸部に移動、ここも禁教化の弾圧を耐え忍びひっそりと信仰生活を続けてきた集落がたくさん点在している。山野集落にある「カトリック山野教会」もその一つだ
今回は山野集落からそれほど離れていない中野集落にある「カトリック中野教会」に行ってきた。県道19号沿いにある教会なので道に迷うことはないのだ
ここは200年以上も潜伏してきた信徒たちが居住する村の教会で1871年(明治4)に7戸の信者たちが信仰を表明した。当時のコロンバン会の神父の協力を得て1952年(昭和27)に現在の教会が献堂された
ここの教会の保護者の無原罪マリア像、なぜマリア像を崇拝するのか?プロテスタントの信者さんたちにには理解できないらしい
ここの教会も宝亀地区の巡回教会となっており神父さまは常駐していない。この木造の風情ある建物は信者会館になっている
実は今年のゴールデンウィークにもこの教会に来ている。初めての訪問ではないのだよ。前回も聖堂の中に入れたので今回はどうか?
聖堂の内部はこんな感じ非常にシンプルである。イスは木製の長イスではなく会議イス。クリスマス前ということもあって教会の飾りつけも質素ながら終わっていた
ちなみにここにも教会内に訪問者ノートというものがある前回訪問時から何人の人が記帳されているのであろうかと見てみたら....
たったの2名(*^-^*)
まぁそんなもんか...
最後に信者会館の中に行ってみた。どうせ鍵がかけられていると思っていたのであるがなんと中に入れてしまった(いくら田舎とはいえ無防備じゃないですか....)
地元の小学生が書いてくれた宝亀教会、中野教会、山野教会の説明
【初めて教会を訪問される方へ】
教会は観光スポットではありませんので下記のマナーは最低限守りましょう(*^-^*)
- 聖堂内では帽子をとる
- 聖堂内での飲食、喫煙は禁止、飲酒状態での立ち入り禁止
- 聖堂内では極力静かにする
- 教会内の私物、聖書や銅像にむやみに触れない
そして特に注意をいただきたいのは
- 祭壇(内陣)には絶対に上がらないこと
ルールを守っていただけるならば教会の方々も快く迎え入れていただけると思います