赤レンガ作りの最高に美しい教会「田平天主堂」に行ってきたっぺ(*^-^*)
世界遺産には登録はされていないけれども一度は行ってみたいと思っていたカトリック「田平天主堂」長崎の教会めぐりのガイドブックなどでは必ず出てくるほど有名な教会
残念なことにこういった長崎県の著名な教会って公共交通機関よるアクセスが困難な場所にある。レンタカーを借りた今回の旅行でできるだけ多くの場所を巡ってみたい
今日もいい天気、大村湾を一望できる国道205号線をずっと北上していくのだ
平戸大橋の手前、こんなところに教会なんて本当にあるのかよ?って田舎にいきなりレンガつくりの天主堂が現れる
駐車場はここにももう一か所あってとても広い。車停めれないなんてことはおそらくないだろう
ここが入口、訪問した日は私以外にはいなかった
----田平天主堂の歴史---
この田平天主堂は黒島や外海の潜伏キリシタンが作り上げた教会。もちろん当時の人たちはとても貧乏だったからいきなりこんなすごい教会など作れるはずもなく、最初は民家を改造した質素なものだったらしい。
その後、田平地区の人口が増えていくにつれて各自寄付金を募り、当時の中田神父のときに天主堂の建立が決定、1918年に今のような教会が建てられた
鉄川与助の設計によるレンガ造りの教会は2003年に国の重要文化財に指定された
当時の建築予算は2万円だったらしいんだけど、最初に信徒達の寄付でまかなえた金額は2千円が精いっぱいだった。中田神父がフランス人のマタラ神父にたのみ本国で寄付を募ったところ、あるフランス人の資産家から4千円もの寄付(現在の貨幣価値に直すと約2500万円)があった。こうして着工のめどがたったのである
入り口のマリア像、残念なことに行った当日は教会内部には入れなかった。ミサも今はやってないみたい。コロナの影響もあって当分の間中には入れそうにもない
鐘を鳴らしてはいけませんw 誰か鳴らしたやつおったんかな?
この田平天主堂の建物もすばらしいが、この立地もすばらしい。ここから海が一望できるんだよ
ルルドの泉を発見した。フランスのルルドの奇跡で有名な泉、日本の各地の教会でもルルドの泉を模したもの作って、本場の南フランスの奇跡の泉から持ち帰った霊水流して祀っている。ここ田平においても信徒移住100周年を記念して1990年にこの泉が作られた
敷地の中には「貝殻焼き場」跡も存在する。田平教会はレンガの目づめにコンクリートではなくアマカワ(石灰と赤土を混ぜたもの)を用いた
当時の中田神父は信者たちが家庭で食べた貝殻を集めて焼いて石灰を作った。
教会のとなりには墓地、マジで死んだらここに埋葬されてぇぇ
やはりここに教会籍がないとダメなんでしょうか?
帰りに入り口に売店みたいなとこがあった(入れなかったけど) 誰もいないのかと思ったら1人教会のかたがおられた。コロナの影響で再開は未定とのこと
この教会も長崎の教会群とキリスト教関連遺産としてリストに登録されている。2018年に世界遺産一覧表に記載されている