社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

信徒発見の聖地「大浦天主堂」に行ってきたっぺ(* ̄- ̄)

長崎旅行の第一日目の一発目は大浦天主堂じゃ。実は長崎市内は中学の卒業旅行でここに来てるんだけど何十年も前のことだからもはやまったく記憶がないのである

 

ホテルを朝9時に出発して徒歩でやってきたよ。今回の旅行はダイエットもかねて極力徒歩で移動することにしよう。連休初日というのに入り口はガラガラ

f:id:neet-tabi:20210729212353j:plain

 

おおおお! 大浦天主堂が見えてきたぞ

f:id:neet-tabi:20210729212643j:plain

 

この教会は信徒発見の聖地と言われているんよ。今からおよそ150年前に浦上村に潜伏していた老若男女キリシタン数名がここを訪れ信仰を告白した。約250年間にもわたって禁教下のもとずっと信仰を受け継いできたこの信じがたい発見は当時のヨーロッパカトリック教会に衝撃を与えました

 

ここから先は入場券が必要

 

f:id:neet-tabi:20210729223922j:plain

 

今までずっと思っていた素朴な疑問

「教会に入るのに特定の金額を強制的に徴収するのか?」

 

入口の入場券販売所にこの素朴な疑問をぶつけてみた。信者であるというその人が言うには「ここは昔は教会であったが今は史跡としての扱いである。ミサもおこなわれていない」とのこと

 

この教会は昔はオランダ寺と言われていたそうだよ、さっきの信徒もこのオランダ寺の献堂式とどうもマリア像が飾られているそうだという噂を聞きつけてやってきたんだそう。残念ながら教会内の写真撮影はご遠慮くださいとのことでした

f:id:neet-tabi:20210729224438j:plain

 

ヨハネパウロ2世の銅像 1981年にここに来てミサをおこなった

f:id:neet-tabi:20210729224643j:plain

 

この教会の正式名称は「日本二十六殉教者天主堂」で豊臣秀吉の時代に殉教した26人の聖人に捧げられたもの。1863年に当時日本へ宣教に来ていたプティジャン神父によって創建、日本に現存する最古の教会なのだ。総工費は現在の金額で4億円、禁教令の撤廃とともに増改築していった。1933年に国宝に指定、また原爆による破損を修復などして現在に至る

f:id:neet-tabi:20210729225104j:plain

 

教会の内部は26聖人が処刑されるところを描いた大きな絵画、プティジャン神父の墓、そして何より見てもらいたいものは信徒発見のときに見せて欲しいと言われたマリア像がそのまま飾られているんよ

f:id:neet-tabi:20210729230230j:plain

 

基本的に「教会」と「天主堂」は同じ意味だそうで戦前に建てられたものは天主堂とついてるものが多かったそうだよ。ちなみに天主とは中国で使われていた「神」の意味

f:id:neet-tabi:20210729230754j:plain

 

 

帰る頃になるとやっと観光客がやってきた

f:id:neet-tabi:20210729224909j:plain

 

入場料は1000円と高額であるが、大浦天主堂キリシタン博物館のセットとなっている。帰りは入口にあった売店に入ってみる。ロザリオなどの教会グッズがたくさん売られていたがやはり他の教会に比べて高い(´;ω;`)ウゥゥ

f:id:neet-tabi:20210729230604j:plain

 

以上長崎一発目の定番観光スポットは大浦天主堂でした