慶州郷校(キョンジュヒャンギョ)はぶっちゃけ歴史テーマパークだったっぺ(#^.^#)
大陵苑(テヌンウォン)をあとにしてまたトコトコ歩き出す。慶州にはこんな山(古墳)が大小いたるところにあるんよ
慶州の歴史公園の中にはこんなレンタルサイクルがたくさんおいてある。だいたい1日500~1000円くらい。パスポートを提示するだけで簡単に借りられるんよ
慶州郷校(キョンジュヒャンギョ)に到着や。「郷校(ヒャンギョ)」とは国家の教育機関という意味で、慶州郷校とは新羅時代の国家の最高教育機関を再現したものである
この学校はその後、何回もの衰退、崩壊の危機を乗り越えて朝鮮王朝の時代まで使われていたそうだよ
ちなみに当時の朝鮮時代には郷校(ヒャンギョ)のほかに書堂 (ソダン)というものがあったらしくそこは小中学生の初等教育が目的だったらしいんよ。日本でいう「寺子屋」に近い存在だったんかな?
ここも実際は歴史テーマパーク化されていていろんな家屋の中はおみやげ物やカフェ、飲食店、陶芸体験コーナーなんかになっているのだ
俺は韓流ドラマとかまったく興味なくて一度も見たことはないんだけどそれでもたくさんの復元された家屋の中に入ると自分が当時の朝鮮時代にタイムスリップしたかのような感覚になるわ。自分にとってはここが慶州でいちばんよかった観光地だ
ここは黒酢でも作ってんかいな?
建物の中ではおばちゃんが作業をしていて「味噌を作っているニダよ」
おみやげ物屋で売ってるので是非とも買ってほしいとアピールしておりました
ここはカフェでした。客はぜんぜん入っていなかったけど
この街並みは知覧の武家屋敷に似ていませんか?
ここにはいろんなところに犬がおるんよね。これって慶州犬(トンギョンイ)って犬かな? しっぽが無い(または短い)のが特徴で今では天然記念物に指定されてるらしいよ。
門から敷地内に入ろうとしたら脇から急に出てきたのでビビったよ
こんなおみやげがたくさん置かれているのだ
いろんなところがまだ工事中だったんだけど、ここは崔富者宅 (チェプジャテク)に入ってみることにするよ
崔さんっていうのはこの地で13代続いた名門の家柄で今でもその子孫がここで生活しているそうだよ
入り口には崔さんの家訓が掲げられていてこれを守ると家が繁栄するらしいよ
これは
1.家の周囲100里の近所で飢え死にする人がいないようにしないといけない。
2.民から徴収する税金は一万穀以上は受けとらない。どんなに豊作でも残りは小作人に返す。
3.凶作の時に小作人から食料と引き換えに土地を買い上げないこと。小作人が今後生活できなくなるから
4.嫁は3年間木綿の服を着てお金持ちは絹を着る。いつでも貧しい人の気持ちが分かるように
5.進士以上の官職には着いてはいけない。政治の世界は金がかかるから
6.客は手厚くもてなすこと。
崔さんの家の敷地の中はすごい数の観光客がおったよ。若者が多かったので大学のサークルか何かだったのかな?
この黄色い服着た人がずっと説明をしておったよ。おれは韓国語分らんかったから何言ってんだか理解できなかったけど
今回はGoogle Mapよりも宿の主人にもらったイラストの入った地図が慶州市内散策には大活躍だったよ。やはり現地を知り尽くした人が作った地図は非常にポイントをついていてかつ分かりやすい