キリシタンの遺物は鎌倉にもあった北鎌倉の「光照寺」へ行ってきた
隠れキリシタンというと九州の長崎があまりにも有名だから、他の地域にはいなかったのでは?と思う方が多いかもしれないけれども京都や東北をはじめ各地に隠れキリシタンはおりました。ここかま鎌倉のはずれに光照寺という時宗のお寺があり、ここも江戸時代の禁教下にあって隠れキリシタンを受け入れていた寺院と言われてる
JR北鎌倉駅で下車、コロナの影響もあってか観光客はまばらだった
駅からは右折です!
ここから鎌倉(観光地)とは逆方向に歩いて行くんだよ
細い路地を入っていく。ここは車じゃなくて徒歩または公共交通機関を使ってくることをおすすめしたい
正式名称:西台山英月院光照寺、ものすごく小さいお寺。行った日はもう閉門していた
ちなみにここが駐車場、檀家用で2台が停められる程度
ここの寺の最大の特徴は山門に十字架が掲げられてあること、通称「クルス紋」と呼ばれている
この「クルス紋」が見られるのは九州に集中しており特に関東では非常に珍しいとされている
禁教下は寺請け制度というのがあって寺社はこの人は当寺の信者であり仏教徒という証明書を発行していた。この光照寺はキリスト教信者であっても仏教徒ということで保護していたとされている
今回は本堂へは行けなかったが内部にはキリシタンが持ち込んだとされるろうそく台が残されているそうだよ
おしゃぶき
クルス門のすぐ左にある。毎月おまいりすると咳が止まると言われている
子育て地蔵、門の手前にある
キリシタンの信仰の遺物はこういった鎌倉の小さい寺にも脈々と受け継がれていっているのだ