台風の予報があるけれどもギリギリセーフであろうという見込みのもとに今回は栃木県の那須温泉へ行ってきたよ。家を10時ころに出発し東北道を北上。途中何回か通り雨にさらされたけどラッキーなことに那須で高速を下りたころには快晴になっていたのだ
今回宿泊するところはまたもや「ホテルおおるり」w
ちなみに塩原温泉に来るのは始めてなのだ
しかも残念なことにこのホテルも9月1日をもって閉館の予定だとのこと。やはりコロナのせいもあって客足が伸びずおおるり系のホテルは大量に閉館・売却の予定
低価格でありながらもなんとかふんばって経営を続けてこられた経営者、従業員の方々には頭が下がる思い、なんとか経営を続けてもらいたがったが非常に残念だよ
受付を終わらせる。到着したのは午後の3時過ぎだったがこのホテルは午後2時からチェックイン可能なのだ
ロビーは非常に広い、築年数のわりにかなりきれいにしていた。ここも昭和臭が漂うホテルだった
ロビーの奥は飲食が可能なコーナー
そしてマンガコーナー、置かれていたマンガはもう手垢でボロボロになったものだらけだったよ
ダンスホールっていうのがあって中から音楽が流れてくる。需要があるんかいな?
中では1組のカップルが踊っていた。しかし目が痛くなるくらいの赤とピンクの照明。おれは耐えられないわ
ここがカラオケの部屋、もう一つカラオケの部屋があるんだけど既に来館していたグループが歌いまくっていたよ
卓球場、廃れたホテル感が出てて良かったよ
コインランドリー もはやホテルじゃなくて田舎の高校の寮みたい
エレベータも2つあったんだけど片方はすでに運転を断念していた
客室へ向かう。廊下はなんともいえないくらいカビのようなにおいが漂っていた。このおおるり系列ホテルは高齢者御用達の宿泊施設なのである。お泊りデートでここに宿泊すると別れること間違いなし、若い家族連れがここに泊まると夫婦ゲンカ間違いなしのホテルなのである
もはやこの程度の汚れや内装の傷みを気にする人はこのホテルには泊まれないのだ
部屋はこんな感じ、宿泊するのに必要な最低限の広さと設備はある
トイレ、もはや水が流れればいいと吹っ切れれば全く問題ないのだ
黒電話キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
こういった古いホテルは昭和の時代の骨とう品と遭遇できるのも楽しみのひとつなんだよ
ちなみに今日の夕飯は夕方5時から。めちゃくちゃ早い
今回もワンドリンクチケットもらえた
ちなみに1000円割引の優待券までもらえた。ただし使用できるのは平日で2021年の10月10まで
部屋からの景色はこんな感じ、ベランダはなし。それにしても窓が汚ねぇよ!
おおるり系のホテルにしては珍しくこの部屋はベッドがない。自分で布団を敷いて寝るのだ
夕食まで時間があるので温泉に行ってみることにする。ここのホテルのすごいところはなんと館内に温泉が3か所もあるんだよ。(貸切風呂を入れたら4か所)
まずは「元禄浮世風呂」という意味不明なネーミングの風呂に入ってみることにする
ここは露天風呂オンリーとなっていて洗い場が少なく、なんとシャンプーや石鹼といったものがまったく置いてないのだw 持参せいや~!!って感じ
露天風呂は熱くもなくちょうどいい感じ、人によってはぬるいと感じる人もいるかも
ちなみにこの露天風呂は奥のほう(黄色○印)のほうへ行くのには非常に勇気がいるのだ
なぜなら。。。。。
ホテル全室から裸体が丸見えwww
直立する3階の客室からでもとtんtんまで全部見られてしまうんよww
風呂入って部屋に戻ってウトウトしてたらもう5時の夕食の時間や
たぶん今日は2部制になっていてこの時間は早いほう。会場はとても広い。座る場所は部屋ごとに決められている
基本はバイキングなのであるがあらかじめテーブルに置かれている料理として刺身、海鮮鍋とローストビーフの付け合わせ。量も質ももはやもうし訳程度でしかないんだよ
夕食会場で初めてわかる本日の客層、9割が高齢カップル。家族連れ2~3組、若いカップル1組
防疫たいせいだけはきちんとされている。消毒液と料理を取るときのビニール手袋は必須なのである
おおるり系のホテルに料理を期待してはならない(ただしカレーは除く)というのは宿泊者が覚悟すべき点。今夜の料理も品数としては20種類程度。しかも揚げ物がほとんど。想定内であったがそれにしてももはや末期的状況だと思う
質や味を気にしてはいけないのだ。もはや温泉入れたついでにサービスとして飯がついてくるホテルと思ったほうがいい
夕食時間は1時間、ビールは2杯目から有料
と思っていたとなりに座っていた熟年カップルからドリンクチケットをいただいた。
「私たちお酒飲めないんで....よかったら使ってください」
限られた時間で食って食って食いまくった。好物の麻婆豆腐の味は微妙
そして最後には楽しみにしていたカレー
もう食えんと思っていたら魚のホイル焼きが出てきた
今回の食事でいちばんたいへんだったこと。
それは料理会場の温度
おそらく会場にエアコンがなかった(かあってもほとんど効いていない)ため蒸し風呂状態(´;ω;`)
最後のほうは汗だくになってましたw
夕飯食べて部屋に戻ったら布団が敷いてあるwww
おおるりさんすげぇぇぇえww
この小さいテレビで感動的な日本の金メダルを見たあとは
もう一回温泉に行くのだ。もはや深夜の0時を過ぎていたので館内は誰もおらん
昼行けなった「檜風呂」 地下1階にあるのだ
檜風呂の更衣室
ここは石鹸、シャンプーなどが置かれているので体洗うならここに来るしかないのだ
ひのき風呂、あんまり大きくないが入ってみると
めちゃくちゃ熱ぃぃぃぃぃぃぃ!!( ゚Д゚)
良かったよww おおるりでww
次に「紅葉の湯」っていうとこに行ってみる
ネコww
やはり深夜風呂はほぼ貸し切り状態だから最高だねぇ
誰も来る気配なし。。ゆっくり入ろうかと思ったのだが。。
ここもお湯がめちゃめちゃ熱いwww
部屋に帰ってビール飲んで2~3時間したらもう朝の7時で朝食の時間、せっかくなのに食べないのはもったいない。朝ごはん食べる習慣のない私にとって強制朝食は地獄なんよ(もう写真は撮ってない)
朝ごはん食べてから朝風呂に入る気力も残ってない
そしてチェックアウトの9:30 おおるり系ホテルはチェックインが早いためチェックアウトも早めなのだ
そして清算、大人2名の料金で総額 ¥13,284 www もっと値上げしていいから経営続けてほしい
おおるり名物の「ゆけむり号」ももはや首都圏の送迎はおこなっておらず今年の3月から最寄りのターミナルまでの運行となっている。
今考えればただでさえ安いホテルに加え東京からここまで片道1500円以下で運行していたこと自体すさまじいコスパだったよ
行ってよかった塩原温泉 ホテルおおるり
2021年8月をもって閉鎖するおおるり系列のホテルは下記のとおり
- 鬼怒川温泉ホテルニューおおるり
- 旅荘 おおるり荘
- 湯西川温泉平家本陣
- 奥日光湯元温泉おおるり山荘
- 塩原温泉のホテルニュー八汐
- 塩原温泉ホテルおおるり
- 那須高雄温泉のおおるり山荘
- 草津温泉のホテルおおるり
- 熱川シーサイドホテル
- 熱川温泉ホテルおおるり
臨時休業していたホテルも多かったがもはやコロナで客足も遠のき経営努力の限界だったのだろうか需要回復は望めずとなり上記のホテルは今後売却となるのだそうだよ
ちなみに従業員約(約150人)はグループ内の配置転換で一部は雇用を継続するものの残りは解雇する方針
チェックアウトの時に「がんばってください」と言ったときの従業員さん笑顔が印象的だった