社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

富山県の屈指のB級スポット「おおさわの石仏の森」へ行ってきたっぺ(^▽^)/

富山観光もほとんど終わりに近づき最後にやってきたのは神通川沿いの細い道に沿ってやっとたどり着いたのは富山最強で最恐と呼ばれているスポット

 

「おおさわの石仏の森」なのだ

 

 

 

神通川沿いにあるこのひなびた場所に目的のスポットはあった。遠くに見えるのは神通川第2ダムだよ

 

 

ちなみにここへのアクセスですが公共交通機関を使って行くのは..

 

 

絶対に無理っす(;^_^A

 

 

タクシーを使って行ったら高額請求となること間違いないでしょう

 

 

それと駐車場が近くに見つからなかったので路肩駐車、まぁここまで駐禁の切符切りに来る警察もさすがにいないでしょう

(写真は今は亡きスケコ号)

 

 

 

ちなみにここは富山県の大沢野(おおさわの)という場所であるそうだ。ずっと大沢の石仏かと思ってました

 

 

もう入り口からこんな雰囲気なんだよ、石仏は1体や2体ならなんとも思わないんだけど数が多くなるにつれて不気味さが増幅されてきて非常に気持ちが悪い

 

 

 

 

 

 

ここ「おおさわの石仏の森」は非常にうれしいことに入場が無料なのである

昨今はどこに行くにも入場料を取られるところが多くなった中で非常に良心的な施設である

 

 

内部は休憩所兼観光案内所みたいな感じになっている。お茶も自由に飲めるのだ

元々はこの場所は隣の神通川第2ダムで行われる漕艇競技の観戦場所だったそうです

 

 

 

館内の人にパンフレットをもらってからいよいよ石仏にご対面なのだ

 

 

 

そして石仏キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

 

ここになぜこれだけ多数の石仏が設置されることになったかというと、富山でも有名だった実業家であった古河睦雄さんは県内に温泉施設、医療や福祉、不動産などの多くの事業を展開していたたいへんな大富豪だった。

 

古河氏は1990年代に中国の盧進橋(ルウチンチャオ)という彫刻家に石仏の制作を依頼しここ大沢野の地に石仏の建立をした

 

 

なんとその総額はなんと...

 

 

6億円!( ゚Д゚)

ちなみに古河睦雄さんは2013年02月に80歳で亡くなられたそうです

 

 

 

おそらくパンフレットの石仏はこれだと思われる

 

 

 

これらの石仏は中国大陸から富山の新湊港を経由してこの地まで運ばれた。

 

 

その数はなんと...

 

500体( ゚Д゚)

おそらく五百羅漢をイメージしているものと思われる

 

 

 

石仏なんて別に日本でも作れるでしょって思われるかもしれないが中国産にこだわった理由は古河氏の中国文化へのあこがれと日中友好への情熱と言われている

 

 

さらにこの話は続きがあって...

 

 

どうせやるなら世界一の規模を目指そうぜ!っていうことになり

 

さらに300体を追加発注(^^;

もはやおおざわの石仏の森には並べきれないので、後述するけどさらに上流に別名「ふれあい石像の里」っていうのを作ってそこに追加分300体を安置することにしたのだ

 

 

意味不明な仏像もたくさん置いてある。ここも同じ石仏は2つとないのだそうだよ

 

 

 

遠くにも無数の石像が置かれているもはや全部巡る気にはとうていなれないな

 

 

 

「〇〇羅漢」というのをよく耳にするがこれは仏の弟子のことを言うそうだよ。

でもここはすでに計800羅漢となっている。世界でも類を見ないほどの規模なんだよ

 

 

ピースサイン!!

 

 

 

栗がいっぱい落っこちておる中身はみんな空だったよ

 

 

 

ここの休憩所の入り口に「社会福祉法人富山城南会」と書かれていたけどこの施設は富山を拠点とする医療法人が運営しているらしい。先述のとおりここの創始者が会長をやっていたそうで故人の意思を引き継いでいるといった感じだろうが....

 

 

 

とんでもない「負の遺産」を背負わされたものであるw

 

 

 

これもめちゃくちゃ気味の悪い石仏である

 

 

 

ここに来るんだったら確実に冬がおすすめだね、それ以外はとにかく雑草が生い茂っていてなかなか入っていくのに躊躇する

 

 

 

 

神通川を見下ろす石仏たち。非常に印象的な光景だけど残念ながら絶対に若い子たちが好みそうなインスタ映えする場所ではないのだ

 

 

 

そして「おおさわの石仏の森」をあとにして神通川の上流に向かって数キロ車を飛ばす。行き先は前述のとおり「ふれあい石像の里」だ

 

 

 

いきなりですが....

 

 

 

「おおさわの石仏の森」より明らかに雰囲気が違う( ゚Д゚)

 

 

早速入ってみたが....

 

 

非常にキモイ(-_-;)

あくまで個人的な感想

 

 

 

仏像とかももちろん置いてあるんだけどこういった和服やスーツ姿の石像も多い

 

 

 

なんでこんな現代風の石像が多いかというとこれら全部古河氏の知人や友人、社員、親族一同だそうだよw 全員の写真をルウ氏に送り再現させたそうだ

 

 

しかもその数は...

 

 

 

 

約420体( ゚Д゚)

 

 

 

これらも全部先ほどの石仏と同様中国山東省文登市の工房で作られ日本に運ばれてきたもの。どんだけ金かけてんねんw

 

 

 

 

モデルになった古河氏の関係者もさぞ迷惑光栄だったことでしょう

 

 

ただし何百体もの石像の視線を浴びていると非常に気味が悪い。あまり長居したくない場所であるのは間違いない

 

 

 

「おおさわの石仏の森」の石仏もかなりインパクトあったけど不気味さでいったら確実にこっちだねぇ

 

 

そしてこちらが石仏群

 

 

 

なんかさぁ.....

 

 

 

微妙にふざけてる石仏もあるんですが....w

 

 

目がなぜ4つ? こういった気味の悪いのはこっちのほうが多い

 

 

以上「おおさわの石仏の森」あんど「ふれあい石像の里」でした

実業家の古河氏が観光振興を期待して個人資産をつぎこんで作られた施設ですが...

う~ん確実にB級スポットで終わる場所だと思う('◇')ゞ