出雲地方の経済を潤した「石見銀山」に行ってみた(*^-^*)
初の島根県、朝から松江城、出雲大社と巡ってきて本日の最終目的地は「石見銀山」とした。ちなみにネットで予習をすると石見銀山は世界遺産に指定されてから自家用車によるアクセスは禁止されており、離れた駐車場からシャトルバスかレンタサイクルまたは徒歩でしかアクセスできないらしい
近隣の駐車場は大きく3つある
ただ実質的には石見銀山公園駐車場の一択だと思う(空いてればね)
とりあえず石見銀山公園駐車場まではやってくることができた。やはりというかめちゃくちゃ空いてるやん
石見銀山って銀山だけがあるのかと思っていたら町全体が観光地になっているんよね。もはやここ全部巡ったらとてもじゃないが1日では足りないと思う。時間がないので今回はお目当ての清水谷精錬所跡の一か所に絞ることにする
ここが案内所兼お土産屋である。ラッキーなことに案内所はまだ営業していた
案内所でもらった観光マップ。清水谷精錬所は2つのルートがあり遊歩道をすすめられた。もはや昼も15:30を過ぎているので一刻もはやく巡ることにする、目的地までは2.3kmくらいなので徒歩で行っても楽勝でしょう
乗りたかったよ電動シャトルバス、だがダイエットをかねて歩くことにしよう
ちょこっと五百羅漢に5分ほど立ち寄る、ここを訪問していたら精錬所へは行けなくなってしまうので今回はパス
石見銀山のあるところは大森町というところなんだけどこの古い町なみは最高でした。
あぁぁマジでここに住みてぇぇぇ!!!
そしてここから遊歩道に入る
このような細い遊歩道をずっと歩いて行くんよ。ただしここも出会った観光客は1人もおらずマジで不気味でした
歩いて行くと行き止まりかい(# ゚Д゚)
案内所のおばさん行き止まりって言ってなかったやん
しかしながらここから脇の町道に戻ることにする。距離的にはほとんどかわりません
途中はニワトリの飼育場や
下河原吹屋跡を通過、江戸時代初めの銀精錬遺跡跡だそうだよ
豊栄神社、毛利元就の木像がご神体として祀られていた神社
そしてここが清水谷精錬所跡の入口だよ。
【清水谷精錬所跡】
- 明治26年から建設され、わずか1年半あまりで閉鎖された銀の精錬所
- 現在では山すそに傾斜を利用して造られた段々に積み上げられた石段が残るのみ
ここを登って頂上まで行ってみることにする
日本で昔採掘されていた有名な銀山は以下の通り、現在ではすべて閉山されてしまっていている。この中でも特に石見銀山の最盛期はなんと世界の産出銀の3分の1を占めたそうだよ。こんなところから尼子や毛利、大内氏などがここの銀山覇権をめぐって激しく争った
- 対馬銀山(長崎県対馬市)
- 石見銀山(島根県大田市)
- 蒲生銀山(鳥取県岩美町)
- 生野銀山(兵庫県朝来市)
- 多田銀山(兵庫県川西市)
- 佐渡金山(新潟県佐渡島)
- 上田銀山(新潟県魚沼市)
- 院内銀山(秋田県湯沢市)
- 延沢銀山(山形県尾花沢市)
見下ろすと老夫婦がやってくるのが見えた。実は今回の銀山観光で初めて出くわした観光客なのだ
清水谷精錬所跡のてっぺんまで登るとさらに「選鉱場跡」っていうのが400m先に先にあるということのようなので行ってみることにした
このような竹やぶの中をひたすら歩いて行くと。。
ここがそうなのか? この先もありそうなのだが時刻がすでに4時を過ぎている、真っ暗になると遭難のリスクがあるのでここで引き返すことにする
駐車場に戻る道すがら、大森小学校の前を通る。入口は子供たちが植えた花が置かれていたよ💕
おおぉぉ!!すげぇぞ木造の校舎
(といってもここは職員室も兼用らしい)
体育館と校庭
裏にはなんとこんなすばらしい木造校舎があったのだ!!
もちろんこの学校は文化財とかじゃなくって実際に今でも使われている学校だよ、マジで感動した(学校の先生勝手に敷地に入ってゴメンm(__)m)
石見銀山の訪問でいちばんの見どころはこの木造校舎だったと言えるw。明治5年に創立のようで安易に鉄筋化しなかったのがすばらしい
マジでここに通ってる小学生と勤務している教師がうらやましすぎる
施設は開いていたものの有料の展示コーナーは残念ながら終了していた。もちろん館内は俺一人だったよ。
館内のおばちゃんに聞いてみたらやはり12月はいちばん客が少ないとのこと、ただし今年はコロナも若干収束したので連休はものすごい混雑だったそうだ
観光客の少ない時期を狙ってやってきたとはいえこれだけ過疎ってると非常に不気味である。石見銀山はやはり本格的にめぐるなら丸1日(それでも足りないかも)は必要
今度島根まで来るのはいつになりそうかな.....