アユタヤ王朝の3代王の墓「ワット・プラ・シー・サンペット」訪問記
現在はユネスコの世界遺産に登録されているタイの誇る古都アユタヤ、ワット・マハタートにおとらず世界からのからの観光客を魅了する遺跡がここワット プラシーサンペットなのだ
【ワット・プラ・シー・サンペット】
- ここの3基の仏塔はアユタヤ王朝の3人の王の墓
- ボロムトライロッカナート王時代の1491年に当時のラーマティボディ2世(アユタヤ王朝11代目)が建立した
- 東側の2基が先に建立されトライローカナート王と、兄のボーロマラーチャーティラート3世の遺骨が納められた
- 後に3基目が建立されてラーマティボディ2世の遺骨が納められた
- 仏塔の東側の本堂には昔高さ16メートル重さ171キロの純金に覆われた立仏像が置かれていた(プラ・シーサンペット)
- 1767年のビルマ軍侵攻によって廃墟となる。
- 日没後(19時〜21時)には3基の仏塔のライトアップもおこなわれる
ワット プラモンコンボピットのとなりなんだけどここからは入場料が必要なのだ
ここもタイ人と外国人の2重価格になっている。外国人は50バーツ、タイ人は10バーツ
ここから入っていく今回の旅行でツアー客を見ることはほとんどなかった。特に最悪な中国人観光客と遭遇しなかったことは極めてラッキーだったと言える
入場すると3基の仏塔を目にすることができる。
ドローンは禁止
と書かれていてもみんな小型ドローンをビュンビュン飛ばしているのだw
日が落ちてきたとはいっても未だ35℃を超える猛暑だよ。とにかくこのように日影を見つけては休憩とって歩いていかないとすぐに熱射病になる
アユタヤの仏像は徹底的にやられてしまっている。首のないもの、片腕のないものなど五体満足で残っているものは皆無と言っていい。そしてアユタヤの素晴らしいところは
あえて修復せずにそのままにしていること
これはもはやの仏像の原形をとどめていない。当時のアユタヤ王朝は何度もビルマ軍の侵攻を許し、ついには1767年に首都が占領された。その時に破壊や略奪が行われるのは当然だと思われるのだがここで私の素朴な疑問....
当時のビルマ人も敬虔な仏教徒(上座部仏教)であったわけなので...
さすがに仏像の破壊は気が咎めなかったのか?
芝の中を移動する経路はこのように人工芝となっている
このように傾斜して崩れそうになところにはこのように補強がされている
太陽の位置関係でずっと逆光状態となっていたがこの3つの仏塔を順光できれいに撮れる場所を見つけた
木の上からカサカサ音がしているのでふと上を見たらリスを発見したよ
やはり来るならライトアップ時の夜間がいい。ただしこの場合、特に外国人の場合は危険なのでツアーで来るか信頼できる地元のタイ人に連れてきてもらうべきだと思う
いい加減に朝からずっと移動しっぱなしで体力消耗しまくってるのでここは退散とする
やっぱりここはリスを飼ってるんやね