岩遊歩道と登山リレーの衝撃歴史を巡る旅、桜島へ行ってきた!
大学時代何度も計画を立てたのに、なぜかいつも行けなかった桜島。まさかこんな数十年後にようやく念願が叶うなんて自分でも信じられない。この地にやっと足を踏み入れる日がやってきたのだ!噴煙を上げる姿が、ただの山じゃないってことを物語っていて言葉にできない感動がこみ上げてきた。

一歩足を踏み入れた瞬間、目の前に広がっていたのは、黒い溶岩が固まってできた荒々しい大地。これが、1914年の大正大噴火で流出した溶岩が冷え固まったものなんだって。わずか数日で、島の形を変えてしまうほどの巨大な噴火だったとは信じられないな

桜島のあちこちにある、この白いドーム型の建物。噴火した時に、大きな岩石から身を守るための避難壕。噴火警戒レベルが上がるとこの中に避難するんだよ。

空からパラパラと降ってくる火山灰。まさにリアルな桜島の日常。車の上や道路の端には黒い火山灰がうっすらと積もっている。これが毎日続くなんて生活は本当に大変だよ。でも、みんな傘をさしたり、当たり前のように対応していて、そのたくましさに感動した

道路の端っこに、火山灰が積もってるのわかるかな?降灰がひどい時は、道路が真っ黒になってしまうそうだよ

2010年以降、鹿児島県の桜島は火山活動が活発化し年間の噴火回数が1000回を超えることもあるそう。2016年2月には爆発的な噴火があり噴火警戒レベルが引き上げられた。

日本国内には7つの巨大カルデラ噴火を起こした火山があり、そのうち4つが九州に集中してる。その中でも最大の阿蘇山が噴火した場合、火砕流が2時間で700万人が暮らす領域を焼き尽くすそうだよ

ちなみに1914年1月12日から1915年9月頃まで続いた桜島の大正大噴火は、20世紀以降の日本の火山噴火の中で最も大きなものの一つ。この噴火では、噴出物の量が膨大であり、噴火中に発生した桜島地震も含めて58人が死亡または行方不明となった。この噴火によって、桜島は溶岩流によって大隅半島と陸続きになった。

大正大噴火では、溶岩1.34立方キロメートル、テフラ0.5立方キロメートルの噴出量が推定され、これは20世紀の日本で最も大規模な火山活動だった。死者や行方不明者は公式には58名とされていますが、実際にはさらに多くの人々が影響を受けた可能性がある。

桜島の最古の記録と大規模噴火は708年(和銅元年)が最古。大規模噴火は、天平宝字、文明、安永、そして大正噴火の4回。

しかし今日は雲一つない快晴でよかった
天平宝字噴火から文明噴火までの約700年間は噴火の記録がありませんでしたが、近年の調査で950年頃と1200年頃にも噴火があったことが判明した
天平宝字噴火(764〜766年):

文明噴火(1471〜1476年):
安永噴火(1779〜1782年):
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海底噴火により「安永諸島」と呼ばれる新しい島々が出現し、現在でも4つの島が残っている。
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噴火による死者は153名と記録されている。

大正噴火(1914〜1915年):

大正噴火以降の活動:
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1946年の昭和噴火では、溶岩流が海にまで達した。
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1955年からは南岳山頂火口が活発化し、1985年には年間爆発回数が474回を記録。
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2006年に昭和火口が再噴火して活動が活発化し、2009年以降は年間爆発回数が900回を超えるなど、活発な状態が続いている。
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昭和火口は噴火により拡大し、南岳山頂火口と隣接する形態となった。

火山の爆発の威力とはどれくらいなのだろうか?
桜島史上最大規模の噴火とされる1914年の大正大噴火を例に挙げると広島型原爆の数千〜数万倍にもなり、史上最大の水爆のエネルギーをも上回る可能性があるとされている。

ちなみに史上最大と言われている大正大噴火のときは
噴火が始まる数日前から地震活動や井戸の水位上昇といった前兆現象が観測されていました。このため、多くの住民が自主的に避難を開始し、また、村長や警察の指示のもと、フェリーや和船を使って島外に避難しました。
結果として、2万人以上いた住民のうち、犠牲者は58名(地震による被害も含む)にとどまりました。これは、大規模な噴火であるにもかかわらず、多くの命が救われた「成功例」として語り継がれている。

で大正大噴火レベルの噴火が、何の予兆もなく、桜島の展望台でいきなり発生した場合残念ながら、
生存確率はゼロだって(^_^;)
展望台は火口に非常に近いため、噴火と同時に発生する高温の火砕流、巨大な噴石や火山弾の直撃を受ける可能性が非常に高いです。これらは時速数百kmで流れ下るため、逃げることはほぼ不可能。

桜島では、毎年、大規模な噴火を想定した「桜島火山爆発総合防災訓練」が実施されている。これは、住民だけでなく、行政、警察、消防、自衛隊など、多数の関係機関が参加する実践的な訓練です。
噴火による道路寸断などを想定し、フェリーや漁船を使った海上避難訓練も行われている。これは、能登半島地震の教訓も活かされており、陸路が使えなくなった場合の対応を強化する目的がる
多言語対応: 近年、外国人観光客が増加しているため、多言語による避難誘導や避難所での対応を訓練している。外国人観光客役を配置し実際に避難誘導する訓練も行われている。

風が吹くと、地面に積もった火山灰が舞い上がってまるで砂嵐みたいになったよ。桜島の火山灰って、偏西風の影響で、ほとんどが東側に飛んでいくんだって。だから、鹿児島市内も降灰の被害を受けるんだけど、風向きによっては、宮崎や大分、遠くは四国や関東まで飛んでいくこともあるらしいよ

桜島は火山活動が活発で、平均して3日に1回は噴火する活火山でありながら人々が住んでいる。桜島へのアクセスは鹿児島港からフェリーで15分で到着し運賃は200円で後払い。24時間運航のフェリーは珍しい

溶岩の上を歩ける遊歩道、目の前に広がる錦江湾を眺めながら、ゆっくり散策するのにぴったりだよ。ゴツゴツした溶岩の上を歩くと、地球の表面を歩いているような不思議な感覚になった。こういう自然をそのまま活かした観光スポットって、本当に魅力的だよね

島は活発な火山活動を続けており常に噴火の危険があるため、火口周辺は立ち入り禁止区域に指定されてる。特に南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2km以内は、噴石や火砕流の危険があるため、立ち入りが厳しく規制されている。
かつては登山道が整備されており山頂まで登ることができた時期もあったそうだが1955年の噴火で登山者が死傷する事故が発生したことをきっかけに、入山規制が始まった。
現在、一般の観光客が立ち入ることができる最高地点は湯之平(ゆのひら)展望所標高373mにあり、桜島の山頂や火口を間近に眺めることができる絶好のスポットとなっている。

まあ当然想定されることではありますが過去には、観光客や登山愛好家が火口付近への立ち入り規制を無視して立ち入り禁止区域に侵入したというニュースや目撃情報が報じられたことがある。
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観光客の立ち入り: 立ち入り禁止区域を無視して火口付近まで近づいた観光客が、警察や関係機関によって保護・誘導される事例。

ちなみにですが
入山規制前は、学校の遠足で山頂まで登ることもあったようで。。。
これは流石にワロタww

ちなみに過去には桜島登山リレーというのがあったそうで概要は。。
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コース: 噴火口のある南岳の山頂を目指す、およそ4kmのコース
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開催時期: 昭和初期から中期にかけて行われていた。特に、1946年の大噴火の後も開催されていた記録が残っている。
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参加者: 当時の映像を見ると、選手たちはランニングシャツに短パンという軽装で、足元は地下足袋のようなものを履いている人もいた。
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走路の状況: 走路には火山灰が積もっており、非常に滑りやすかった。また、ゴール近くになると大きな岩がゴロゴロと転がっており、選手たちは手をついてよじ登るように進んでいました。まるでロッククライミングのような様子だったと伝えられている。
どんだけ命知らずやねんw

ちなみに1955年の噴火で、北岳で死傷者が出たことをきっかけに、桜島への登山自体が禁止されました。これ以降、「桜島登山リレー」は二度と開催されていません
でも絶対外国人の迷惑ユーチューバーとかで登るやつ今後出てくると予想

鹿児島市では、火山灰が降った際に、住民が家庭で出る火山灰を詰めるための専用の袋「克灰袋(こくはいぶくろ)」が無料で配布されている。
これは「灰に克つ(かつ)」という意味が込められており、火山灰と共存していくという住民の強い意志を表しているのだよ。
この袋に火山灰を詰めて指定の場所に出しておくと、市が回収してくれます。この灰は、道路の補修や埋め立てなどに再利用されることもあるそうだよ

ちなみ世界の火山の噴火で、史上最大の犠牲者を出したとされているのは、インドネシアのタンボラ山。
1815年に発生したこの大噴火は、噴火そのものの規模だけでなく、それに伴う間接的な被害も合わせると、人類史上最悪の火山災害の一つとされています。
タンボラ山噴火による犠牲者
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間接的な犠牲者: 噴火で成層圏まで吹き上げられた大量の火山灰や火山ガスが、地球全体を覆い、太陽光を遮断しました。この影響で地球規模の気温低下が起こり、1816年は「夏のない年」**と呼ばれました。世界各地で農作物が壊滅的な被害を受け、大規模な飢饉や疫病が蔓延し、多くの人々が命を落としました。
この直接的・間接的な被害を合わせると、犠牲者の総数は7万人から12万人と推定されており、これが単一の火山噴火による史上最大の犠牲者数と言われている。

都道府県庁所在地の中で、鹿児島市は源泉数が日本一と言われている。市内に約270か所もの源泉があるそうだよ
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銭湯がほとんど温泉: 鹿児島市内の公衆浴場(いわゆる銭湯)のほとんどが、天然の温泉を利用しています。そのため、市民は数百円という手頃な価格で、毎日気軽に温泉を楽しむことができる。
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多彩な泉質: 鹿児島市には、単純温泉、ナトリウム-塩化物泉、炭酸水素塩泉など、様々な泉質の温泉が湧き出ています。市内を少し移動するだけで、異なるお湯を楽しむことができるため、「湯めぐり」も楽しめる。
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ホテルや旅館の温泉: 観光客向けには、市内のホテルや旅館にも天然温泉を引いている施設が多くあります。特に、桜島を望む絶景露天風呂を持つホテルは人気。
このように、鹿児島市は街全体が温泉郷のようであり、市民の間では「温泉に入ることを『フロに入る』と呼ぶ」と言われるほど、温泉が生活の一部となっている。

ちなみに桜島フェリーは前述の通り現在、24時間営業
鹿児島市と桜島を約15分で結び、日中は約15〜20分間隔、深夜は1時間間隔で運航しています。
しかし、鹿児島市の公式情報によると、2025年10月1日午前0時から24時間運航を見直し、深夜帯(午前0時台から3時台)の便は運航を停止することが決定されています。これは、利用者の減少による経営上の理由によるものです。
したがって、現在(2025年9月15日時点)は24時間運航していますが、今後利用される際にはご注意くださいね。

ここで素朴な疑問
なんで桜島に住む人がいるのだろうか?
桜島は活火山であり、噴火の可能性が高い地域であるが、約5000人が住んでおり、コンビニや学校施設も整っている。なぜ活火山に住むのかという疑問があり、移住の可能性も考えられるが、桜島の豊かな自然や温泉に魅力を感じる人も多い。集落を離れることの難しさや、福島原発事故の被災者の苦労を考えると、簡単に解決できる問題ではないと感じられる。

桜島はデートコースとしておすすめか?
個人的な感想になるがおすすめはしない
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日陰がない:
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トイレが近くにない:
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桜島の主要な観光スポットや展望所にはトイレが設置されていますが、移動中の道中では少ないのが実情。
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島を一周するドライブやサイクリングをする際は、次のトイレまで距離があることを考慮して、事前に場所を確認しておく必要がある。
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ずっと歩く:
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桜島の観光は、車や周遊バスを利用するのが一般的だが、展望所や遊歩道ではある程度の距離を歩くことになります。
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例えば、溶岩なぎさ遊歩道は全長約3kmあり、景観を楽しみながら歩くには良いが真夏などは体力的に厳しいかもしれない。
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灰が降ってくる:
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桜島は活火山であり、日常的に噴火活動をしてる。風向きによっては火山灰が降ってくることがあり、特に多い時は視界が悪くなったり、体や衣服が汚れたりする可能性がある。
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命の危険がある:
- もちろん火口周辺2km以内は立ち入り禁止区域となっており、観光客が訪れる主要なスポットはこの範囲外にあるが、活火山である以上予測不可能な事態が起こる可能性はゼロではない。

みやげ物屋はすごい数の人だったよ
桜島の主な特産品は以下の通り。

戦時中には爆弾の代わりにもw
ユニークな伝説として、第二次世界大戦中米軍が上空から桜島大根畑を見つけ、「この島には不発弾がこんなにたくさん埋まっているのか!」と誤解し、爆撃を避けたという話が語り継がれている。この話が本当かどうかは定かではないがそれほど桜島大根が異様な大きさだったことを物語っています。
さすがにこれは創作だわw(^_^;)

壮大でワイルドでちょっと怖いけど愛おしいそんなツンデレな桜島にあなたも会いに行ってみませんか? (追記: 桜島フェリーの24時間運航は2025年10月1日午前0時〜をもって終了となったとのことです)