社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

雲峴宮(ウニョングン)へ寄ってきたっぺ (韓国旅行2日目)

安国洞駅から歩いて数分のところにある朝鮮時代末期の政治家、興宣大院君の私邸跡です。ソウルの他の史跡とちがってこじんまりあいていて入場料も取られることはありません。日本も過去の長い歴史の中で鎖国をしいておりましたがここ朝鮮においても鎖国をしていた時期があったそうで、この興宣大院君の時代に鎖国をおこなっていたそうだ。ちなみに大院君って人の名前ではなくて朝鮮時代の王室の官位をあらわしているそう。

国王は高宗そして国王の父親が大院君ってことらしい

まぁ長話は置いておいて中に入ってみるべ
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内部はあくまで個人の邸宅跡っていうことで狭い。
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こんなとこにも萌えギャルおったよ。真正面から撮影するとカメラがぶっ壊れるような顔の2人だったから後ろ姿を撮ったw
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ここにこの興宣大院君と私邸の歴史が延々と描かれていた。ちなみにこの興宣大院君の息子(国王)の嫁さんっていうのが熱狂的な開国支持派だったらしく。興宣大院君を無理やり隠居させたが挙句、政権まで乗っ取ろうと画策したらしい。大院君って温厚で人心も高かったらしいんだが嫁さんのあまりの横暴についに。。
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ブチ切れた!!


これが壬午軍乱とよばれるもので興宣大院君がソウルで起こしたクーデターだ。開国なんか絶対に許さねぇ!!って日本大使館を破壊しつくした。開国というより日本大嫌いだったみたいね。しかしこの乱を鎮圧したのは日本じゃなくて中国(当時の清)で大軍を送って鎮圧。興宣大院君は幽閉され国王の嫁さんの一族が正式に政権を握ることになる。

っで幽閉されたところがここなんです
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ここも先生に引率された小学生の多いこと。。
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幽閉されてたころのようすがこんな感じだそうで
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けっきょく77歳まで生きてこの屋敷の中で亡くなったそうだよ
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中には当時の遺品や服なんかが展示されてました
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朝鮮の歴史って必ず外国の干渉を受けるんよね。やっぱ儒教文化による当時の思想もあったのかもしれんけど結局は周囲の国に対する国力が小さくて何か国内のもめごとがあると外国にたよらざるを得んかったのかもしれんね。


日本に生まれてきてよかった