社内ニートが巡る全国旅日記

今にも会社クビになりそうな超ド底辺社畜ニートがいろんなとこ巡ってます

縁を切りたい人がいるなら絶対に来い!「鉄輪の井戸」へやってきたっぺ(^o^)

別れたい男はいますか? または別れたい女はいますか? ここ京都に最強の縁切りスポットがあるのはご存知だろうか?

 

個人的には縁を切りたい人っていないんだけど今日は知る人ぞ知る「鉄輪の井戸」へやって参りました

 

 

 

まずは鉄輪の井戸の位置が非常にわかりにくい。民家の間のこの扉から入っていくんだよ、下手すると不法侵入で訴えられるんじゃないかと錯覚されるくらい

 

 

恐る恐る扉を開けて中へ入る。この50cmくらいの細い路地を奥に入っていく、この先に目的地があるという確信がなかったのでここの住民とすれ違ったときは非常に気まずい気分になったよ

 

 

 

ここがなぜ縁切りの名所と言われるようになったかと言うと簡単に言えば夫の浮気に怒り狂った妻が呪いの願掛けに走ったのが由来です

正式名称は、縁切りの神社・命婦稲荷社(みょうぶいなりしゃ)と言うそうだよ

 

 

その時のようすはどんな感じだったかと言うと

  • 顔を含め全身を真っ赤に塗り
  • 頭には鉄輪(3つの突起を持つ頭にかぶる輪)をかぶり
  • 頭にかぶった鉄輪の三本の突起にはロウソクを立て
  • 口に松明をくわえていたそうだ

 

ほとんど八つ墓村やんけ(゜o゜;

 

 

 

 

 

この鬼女となった嫁が向かった先は京都の貴船神社、そう丑の刻参りのモデルになったのがこの人だったのだ

この呪いの願掛けは7日間続けなければならないんだけど女は6日目についに自宅の井戸で息絶えた。そこからここが鉄輪の井戸と呼ばれるようになったのだ

 

そして当然ながらここに伝説が誕生する。ここの井戸の水を飲ませると必ず相手と縁が切れる

 

 

ただし非常に残念なことに今では.....

縁切りの水は井戸から汲み上げられないのだよ

 

 

しかしながら今でも憎き男と縁を切りたいと願う女性は数多いらしく( ゚Д゚)

この井戸のとなりにある手水鉢には「この手水鉢の水を飲んだり、お持ち帰りにならないでください」という注意書きがまであるのだ

 

 

ブログタイトルに興味を持ってこられたかたは残念ですが縁切りのためのスポットは数多くあるのでよそに行ってくださいね