こんな広大な日本庭園見たことない( ゚Д゚) 防府市の「毛利氏庭園」に行ってきたっぺ!
山口県の防府市にある毛利氏庭園にやってきたよ。山口・広島の戦国大名である毛利家の子孫である毛利元昭が明治36年に作った巨大な庭園と屋敷だ。ちなみに防府天満宮から車で10分くらいで来れる場所なのだよ
駐車場に着いたんだけどここも年末でガラガラな状態だった
博物館というのもあるらしいが今日は休館日だそう。引き返そうかと思ったけど山口県なんてそうも来る機会がないので行ってみることにした
まずは
駐車場から庭園入口までの道がすばらしい
両側の松並木がなんとも言えない。入り口に至るところから手を抜かないところがさすがに名門毛利家といった感じだよ
そしてここが庭園入口の表門、城門のような堅牢な作りになっている
門をくぐるとまたもやこのような素晴らしい風景が広がっている。路傍庭園となっていて両脇にはつつじが植えられていて春はピンク色のきれいな回廊となる
毛利氏庭園の広さは約84,000m2で東京ドーム約1.8個分、金沢の兼六園が約114,000m2なので広さ的にもそん色ないくらい大きい庭園だ
ここが博物館らしい。次回のオープンは年越し後なのだ
毛利博物館・毛利氏庭園の開館時間と入館料は下記のとおり
ここ中雀門(ちゅうじゃくもん)から内庭に入ることができる
今回は毛利氏庭園にだけ入園する。本日は園内に係員がだれもいないのでここに400円の入園料金を入れてから入るのだ
ここには面積7,934m2の広大な瓢箪池(ひょうたんいけ)がある回遊式の庭園となっているんだよ。
ここの庭園のみどころは特に
3月下旬~4月上旬:日本庭園内の桜の見どころ
5月中旬~6月上旬:表門から本邸に向かう道筋のさつきが見どころ
【毛利氏庭園】
- 当時の明治新政府は全国の藩主に東京への在住を命じる。こののち国許居住が許可されると毛利氏も自国の領内に邸宅を建設することになる
- 長州藩士であった井上馨によって標高225mの多々良山のふもとに邸宅建設を決定
- 1916年(大正5年)旧毛利邸が竣工
- 1996年(平成8) 毛利氏庭園は国指定名勝となる
- 2011年(平成23年)に国の重要文化財に指定される
とにかく日本庭園は維持費がかかるんだよって実家の庭師さんにいわれたことある。これだけの広い庭園を維持できる当時の毛利家の財力は相当なものだっただろう
幕末のデータであるが当時の長州藩は200万石相当の財力があったらしい某NHKのドラマでも「長州には唸るほどカネがある」という高杉晋作の名セリフがあったよね
紅葉の時期や晴れの日の新緑の時期であればもっと美しく見えたでしょうね
ちなみに防府天満宮や毛利氏庭園などの観光資源を持っている防府市ですが積極的に観光客の誘致活動をおこなっている。
毛利庭園の良さをアピールするための観光大使庭ガール」・「庭男子」なるものを募集して育成講座を実施しているそうだよw