壊滅的だった外海地区ド・ロ神父の経済復興の切り札「大平作業所」に行ってきたっぺ(^▽^)/
明治12年(1879年)に日本の外海地区に赴任してきたド・ロ神父。ところがこの当時の住民の貧しいこと筆舌に尽くしがたいほどだったとのこと。ド・ロ神父はキリスト教の布教もさることながら住民たちが経済的に自立し豊かになることに全力を注いだのだ
私財をすべて投げうって製麺工場、助産院、救助院などあらゆるものを作り、あわせて技術の伝承もおこなったのだ
ここ大平作業所もド・ロ神父が開墾した農園に伴い作られた作業所なのである
大平作業所はこんなのどかな田園風景が広がるところにあるのだ
【大平作業所の概要】
- 建設時期は推定、明治34年(1901年)
- ド・ロ壁(かべ)と呼ばれる煉瓦造の構造
- 愛馬を繋いだといわれる留金具などが残る
ここから入っていくんだよ
年代ものとなっているが明らかに最近作られた感がある、築5年以内かな
ちゅうかまさに新築中やんかw
これってもはやタイやカンボジアのクメール遺跡みたいやん
ド・ロ壁と呼ばれているものなのか?確かに大野教会の壁とよく似ているような気がする
ド・ロ神父ってやはりすごい人だわ
縁もゆかりもない遠いアジアの島国に人生も財産も全部注ぎ込んだんだよ。本当に長崎を旅してきて多くの潜伏キリシタンの生活を学んできて神父と信徒が一体になって信仰を守ってきたすばらしい歴史と残された遺構は今の日本人の誇りであると思う