禁教下の潜伏キリシタンの信仰をしのぶ「カトリック出津教会」に行ってきたっぺ(*^-^*)
大野教会から車で約30分でやってきたぜい「カトリック出津教会」、ここ外海地区にも禁教下に大勢のキリスト教徒が潜伏していた場所で特にここら辺は当時船でしか行き来が容易でなかったこともあり、キリシタンには絶好の場所であったのだ。
建物自体はレンガ造りだけど外壁は漆喰で覆われている。また風が強い自然条件に対応するために屋根を低くしているのもこの教会の特徴なのだ
行った時間は家族連れが3組ほど、教会の神父さんと思われる人がガイドで入口におりました。ちなみにガイドブックとか見ると教会見学には事前予約が必要と書いてあるものあるけど今回いきなり行って断られることはなかったよ
この教会はド・ロ神父の設計による教会で1882年(明治15)に建設を開始、10年後に塔などを増築、さらに1909 年(明治42)には玄関部をさらに増築して現在の教会になる。最後に増築した鐘楼の鐘は当時の神父さんがフランスから輸入したものだそうだよ。
ちなみにド・ロ神父という人、特に外海近辺にくるといやというほど耳にする有名な人なんだけど
今回の旅行で初めて知りました(;^_^A
内部は撮影禁止だったのですが入口からなかば強引に撮影、内部は木造で三廊式漆喰塗り平天井となっている
ちなみにこの出津地区は近くにド・ロ神父記念館や旧出津救護院など当時の出津集落をしのぶスポットがあるのでセットで訪問するのがいいと思う。ちなみにここら辺一帯は「長崎市外海の石積集落景観」として2012年に国の重要文化的景観に選定されている
この教会はエアサイネージに対応していた。長崎でいままで行った教会の中でスマホ対応している教会はここだけだったよ
ちなみに長崎のいろんな教会にまわってきたがここでカルチャーショックを受けたことが一つだけある。それは
ほぼ毎日ミサをやっていること
しかも平日のミサはめちゃくちゃ早朝にやっている
少なくても私の住んでる県のほとんどのカトリック教会のミサは主日(多くて主日+土曜日)
この教会もコロナの影響でミサのときの注意書きが書かれている。注目していただきたいのは最後の文面「聖体拝領は手で行うなど...」
じゃあ今までどうやって聖体もらってたんだよw
長崎を代表する歴史ある「カトリック出津教会」ぜひとも来ていただきたいです。ただしこの教会も含め長崎市外にあるスポットはすべて車でじゃないと無理っす!